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EYE KNOW

福岡在住B-BOYの音楽・映画・スポーツに関心を寄せて過ごす日々の観察記録

SUPREME ボックスロゴの価値

ファッション SUPREME ストリート HIPHOP ヒップホップ

SUPREMEボックスロゴはもはや殿堂入り。

今日ふとストリートニュースをチェックしているとこんな記事を見つけた。記事の内容を要約すると、SUPREMEからボックスロゴフーディが発売され、発売日の当日だけでオンラインの販売ページのページビューがほぼ10億、ページアクセス数は倍の20億というのである。世界中のSUPREMEフリークがマウスやスマートフォンを同じ日に何度も何度もポチポチしたのかを想像すると滑稽でもあるが、ページビュー10億というのは恐ろしい数字である。

 

そもそもSUPREMEは日本でも10年以上前から支持されているストリートブランドであるが、ボックスロゴ関連のアイテムの人気は異常だ。専門家でないので確実なことは言えないが、この人気の秘訣は単にブランドロゴのみのシンプルなデザインというだけではないだろう。SUPREMEはボックスロゴ関連商品のロット数(簡単に言えばデザインしたものを工場へ発注する数)を安易に増やさず、加えて筆者の記憶する限り毎シーズン発売するわけでもない。Tシャツやステッカー、そうして今回のフーディなどボックスロゴ関連商品は、ある日突然「今度ボックスロゴフーディが発売されるらしい」というニュースが出ると瞬く間に消費者競争を招くのである。需要と供給のバランスが取れていないのだ。

 

欲しい者がたくさんいるのに、出回る数が少ないという”限定することによるブランディング”は所持する者にステータスを与え、それゆえ数多くのコピー品を生んだり転売目的のバイヤーの標的にされてきた。

 

 

 

以下筆者の思い出。

筆者(アラサー)がSUPREMEと出会ったのは中学生の頃で、当時はいわゆる"裏原宿"が全盛期だった。A Bathing Ape/Stussy/Supreme/Hectic/Swagger/Xlargeなど、あげればきりがないがドメスティックであれ海外であれとにかくストリートブランドが幅を利かせていて、筆者もどっぷりのめり込みお年玉や小遣いを財布に入れ、カツアゲされないようドキドキしながら買い物したのを覚えている。BoonやSmart、Street Jackなどの雑誌を読みふけっており、SUPREMEに関して言えば、雑誌の後半登場するの怪しい通販記事を見た知人が当時爆発的人気を誇った"World famous supreme team Tee"の紛い物を購入し、自慢気に着ていた記憶も思い出される。

 

 

(余談①、この頃の服屋で何か購入した際にもらったBoxfreshというブランドのノベルティのMix CDにGangstarrなどが収録されており、これが筆者のHIPHOPに目覚める一因となった。)

(余談②、SUPREMEというブランド名の読み方について「シュプリーム」と呼んでいたのだがスケーターである友人達は「サプリーム」や「サプ」と呼んでおり、どちらが正解かは当時から現在に至るまで謎のままである。)

 

それから高校に上がった頃から世間ではストリート熱が冷めていったが、ここ数年でスポーツブランドをミックスするファッションスタイルやメンズブランドを取り入れるスタイルを女性モデルが流行させることで、街中でもSUPREMEやStussyのアイテムを身につけている人を多く見かけるようになった気がする。

 

↓SUPREME店内の香りが好きな方はナグチャンパという香を焚いてみると良い。

 

SATYA サイババナグチャンパ 40g

SATYA サイババナグチャンパ 40g

 

 

SUPREMEというブランド。

SUPREMEというブランドについて、アパレル業界人でもバリバリのスケーターでもない筆者が語るのは難しい。そもそもストリートブランドはスケーターカルチャーや音楽カルチャーと付き合いながら変化していくし、ブランドであるから当然デザイナーの出入りもあり往年のSUPREMEファンでも「今のSUPREMEのデザインはダメだ」と突然離れることもある。それでも「今度バスキアのフォトプリントTeeが出るらしい」などと自身の関心から反応せざるえないトピックを定期的に与え続けることで人気を維持し続けているように思う。HIPHOPで言えば、ニューヨーク気鋭の集団PRO ERAクルーのフロントマンであるJoey Bad$$がSUPREMEを身につける影響は大きいのだ。

時にトレンド上のファッションリーダーに引用されたり、Joeyのようなストリートジャックに愛されたりしながらもいわゆる”リアルさ”を残しながら変化していくストリートブランドであるSUPREMEにとって、ボックスロゴデザインのオーセンティックなアイテムはそんな”リアルさ”を担保している最大の武器と言えるかもしれない。

 

 

 

最後に。

本文ではSUPREMEについてのみ言及したが、先日BAPEadidas Originalsとコラボしてスニーカーを発売した際も渋谷で延々と続く行列ができていたようだし、ストリートブランドそのものの人気は健在のようである。”憧れのアイテム”を手に入れるため並ぶフリークたちがどんな心境かは定かでないが、オシャレに着飾る芸能人やモデルたちに都合よく引用されることのある中で、お気に入りのストリートブランドの"リアルさ"については是非見誤ることなく愛用したいものである。

 

 

↓先日渋谷で大行列を生んだ一足

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本文作成中に聴いた一枚はPRO ERAクルーの新作。

Flytrap

Flytrap

  • CJ Fly
  • East Coast Rap
  • USD 9.99

 

www.youtube.com

Joey Bada$$を聴いたことがない方は是非チェックを。↓↓↓

 

B4.Da.$$

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